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水菜ってどんな野菜? おいしく食べるのに役立つ基本情報

水菜ってどんな野菜? おいしく食べるのに役立つ基本情報

シャキシャキとした食感で、サラダや鍋料理で活躍する水菜。1年中出回っていて、比較的安価に購入できるなど、日常的に役立つ便利な野菜です。
しかし、水菜の旬や含まれている栄養素などを、ご存じない方も多いでしょう。旬や栄養などを知れば、水菜をさらに便利に使えるようになります。
ここでは、水菜の旬や栄養素、選び方、保存のコツなどをご紹介します。日々の料理に、ぜひお役立てください。


水菜ってどんな野菜?

水菜ってどんな野菜?

サラダや鍋の具材として人気が高い水菜ですが、どのような特徴を備えた野菜なのでしょうか。水菜に関する基礎知識をご紹介するので、料理にお役立てください。

伝統的な京野菜の一種

水菜は、日本原産のアブラナ科の葉菜類です。平安時代頃にはすでに京都付近で栽培されていた伝統的な京野菜で、京菜とも呼ばれます。
水菜という名前は、畑の作物と作物の間に水を引き入れて栽培していたのが由来です。
他にも、柊菜(ヒイラギナ)や千筋菜(センスジナ)など、さまざまな名前があります。千枚漬けに添えられる「壬生菜(ミブナ)」も、水菜の変種です。

シャキシャキした食感と癖のない味わいが特徴で、大阪府の郷土料理「はりはり鍋」は、水菜を食べる時の「ハリハリ」という音から名付けられました。
鍋以外にも、炒め物やサラダなど、さまざまな料理で使われています。

旬は寒い時期

水耕栽培のものが1年中出回っていますが、水菜の旬は11~2月頃です。寒い時期に味わいが良くなり、「水菜が並び始めると冬本番」といわれることもあります。
元々は京都原産の京野菜ですが、現在の主な生産地は茨城県や福岡県です。

水菜には栄養がない?

β-カロテン(ビタミンA)やビタミンK、葉酸、ビタミンC、食物繊維、カルシウム、鉄などを豊富に含んでいます。
カロリーは可食部100gあたり23Kcal(生の場合)と、低カロリーなのも特徴です。※

ビタミンCのような熱に弱い栄養素が含まれているので、加熱しすぎに注意しましょう。スープや鍋料理などに使う時は、栄養の溶け込んだスープごと食べるのがおすすめです。

※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

新鮮な水菜の選び方

新鮮な水菜の選び方

水菜の栄養を逃がさずおいしく食べるには、新鮮なものを選ぶことが大切です。新鮮な水菜の特徴をご紹介するので、購入する時の参考にしてみてください。

新鮮な水菜の特徴

・葉の緑色が濃く、葉脈がはっきり出ている
・葉先までピンと真っすぐ伸びている
・茎が白く、葉と茎の境目がはっきりしている

根元の変色や葉の乾燥が見られるものは、鮮度が落ちている恐れがあるため、避けることをおすすめします。

水菜の正しい保存のコツ

水菜の正しい保存のコツ

水菜は水分量が多く傷みやすい野菜です。常温保存には向かないので、冷蔵か冷凍で保存を行いましょう。
それぞれの保存方法のコツは、以下のとおりです。

冷蔵の時は立てるのがポイント

水菜の鮮度を保つには、水分を逃がさないことが大切です。軽く湿らせたキッチンペーパーか新聞紙で水菜を包んだら、冷蔵庫内で立てて保存します。
寝かせた状態で保存すると、上に伸びようとして茎が曲がり、鮮度も落ちやすくなるため注意が必要です。

ただし、水菜は冷蔵でもあまり日持ちはしません。2~3日程度を目安に食べきることを心がけてください。
見た目がしなびてきた時は、水を入れたバットやボウルに水菜全体を浸すと、張りをよみがえらせることができます。

加熱して使うなら冷凍もおすすめ

すぐに使う予定がない、できるだけ長持ちさせたいという方は、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍なら、水菜の保存期間を1カ月程度まで延ばすことができます。
生のまま使いやすい大きさに切ってから冷凍するか、軽く下茹でしてから冷凍保存しましょう。

冷凍した水菜は、シャキシャキ感が失われてしまいます。下茹での有無を問わず、食感を気にせずに食べられる鍋やスープ、炒め物といった料理に使うのがおすすめです。下茹でしてから冷凍したものは、自然解凍して使うこともできます。
水菜の冷凍や解凍のコツは以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。

⇒水菜を上手く冷凍する方法とは? おいしく保存するコツをご紹介
https://igc.co.jp/shop/pg/1114/

水菜の食感を生かす調理のコツ

水菜の食感を生かす調理のコツ

水菜は、サラダや炒め物、あえ物など、さまざまな料理でおいしく食べられる野菜です。サラダなどにして生食する時は、食べやすい大きさにカットしてから軽く塩もみすると、口当たりがよくなります。

また、肉や魚の臭みを消せるのも、水菜の特徴です。多くの具材で作る鍋料理に入れるのも良いでしょう。アクがない野菜なので、加熱調理に使う時は、最後に加えて軽く火を通す程度にとどめると、食感をキープできます。

上手に保存して水菜の食感を楽しもう

上手に保存して水菜の食感を楽しもう

栄養が豊富で、シャキシャキした歯応えを楽しめる水菜は、幅広い料理に使える野菜です。用意しておくと便利な反面、冷蔵では3日程度しか持ちしません。選び方や保存方法に注意して、おいしさを保つ必要があります。
ご紹介した内容を参考に、水菜の食感を料理に生かしましょう。


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