【この記事でわかること】
目次
本記事で紹介する商品
まずは冷凍保存に対応しているか確認を
保存容器の商品仕様や品質表示欄などには、原材料や耐熱温度、耐冷温度などが記載されているのが一般的です。最初にこれらの項目に目を通し、容器が冷凍保存に対応しているかどうかを確認する必要があります。
一般的な家庭用冷凍庫の温度は-18℃ほどです。冷凍保存用の容器には、耐冷温度が-18℃を下回るものを選ぶようにしましょう。
また、本体は問題ないものの、フタが冷凍に対応しておらず、冷凍庫に入れられない場合もあります。容器本体だけではなく、フタの仕様を併せて確認することも大切です。
冷凍できる保存容器の種類は?
冷凍保存に対応している保存容器としては、プラスチック製・耐熱ガラス製・ホーロー製・保存袋の4種類が挙げられます。素材ごとに特徴は異なり、保存に適した食材や使い方も変わります。
例えば、プラスチック製の容器は手軽に購入しやすく、ガラス製は中身が見やすく汚れにも強いです。
どのような食材を冷凍することが多いかによりますが、冷凍保存には透明で中身を確認しやすい耐熱ガラス製の保存容器を活用するのがおすすめです。ガラスはにおいや色移りに強いという性質を持つため、カレーやミートソースなどの食材を入れても、お手入れの手間がかかりません。
電子レンジやオーブン加熱に対応している耐熱ガラス製の保存容器なら、冷凍庫から出した後にそのまま調理を行えるのも魅力です。
ただし、冷凍庫から取り出したばかりのガラス食器を余熱されたオーブンで加熱すると、温度差に耐えきれずに破損する恐れがあります。オーブン調理に対応している場合でも、必ず解凍してから加熱を行ってください。
冷凍保存容器の選び方
さまざまな種類が販売されている冷凍保存容器ですが、商品を購入する際はどのように選べば良いのでしょうか。選び方のポイントを4つご紹介します。
使いやすいサイズ感の保存容器を用意しよう
保存容器を選ぶ際は、使いやすいサイズ感かどうかを確認することが大切です。サイズが大きすぎると冷凍庫内の場所を取ってしまい、小さすぎると余ったおかずや常備菜が入りきらない場合があります。保存する食材やおかずに合わせて、適度なサイズ感や容量の商品を選ぶようにしましょう。
例えば、余ったご飯を冷凍したい場合は、お茶碗1杯分が入る程度の容器があると、解凍してそのまま食べられます。
必要な容量は都度異なる場合が多いので、サイズ違いの商品をいくつか用意しておくのもおすすめです。
密閉性も確認を
保存容器の密閉性が優れているものだと、におい移りや液漏れ、空気に触れることで起こる鮮度の低下などを防ぎやすくなります。
特に、においが強いものを冷凍したい場合は、フタにパッキンやバルブがついていて密閉性に優れる保存容器を選ぶのがおすすめです。
電子レンジに対応していると便利
冷凍するだけでなく、電子レンジやオーブン調理、食洗機にも対応している保存容器を選べば、容器を移し替えることなく温めたり、洗い物の手間が減ったりして便利です。
また、フタも電子レンジに対応している場合は、ラップをかけるひと手間もかからず、冷凍庫から取り出した容器をそのまま電子レンジで温めることができます。 少しでも料理の手間を減らしたい方は、電子レンジや食洗機に対応しているかどうかも確認しておきましょう。
デザインも使いやすさを左右するポイント
冷凍しているものの中身をすぐに確認したい方は、透明なガラス製の保存容器を選ぶのがおすすめです。一目で中身を確認できるので、保存状態をすぐに確かめられます。 見た目のデザインに優れている保存容器は、そのまま食卓に並べてもおしゃれに使える点も魅力です。
また、積み重ねられるタイプの保存容器だと、庫内のスペースを有効活用できます。
ガラス製の保存容器で冷凍する際の注意点
余ったおかずのおいしさを保つには、正しい方法で冷凍することが大切です。ガラス製の保存容器で冷凍する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
水分が多い食材の冷凍は控える
中身が見やすい、汚れにくいなど、使い勝手に優れている耐熱ガラス製の保存容器ですが、水分の多い食材やおかずの冷凍保存を行う際は注意が必要です。冷凍すると食材の水分は膨張するため、水分量が多い汁物や煮物などを冷凍すると、容器が割れてしまう恐れがあります。
ガラス容器を使って、汁物のような料理を冷凍保存するのは避けましょう。
水分が多いものは水気を切る、容器に詰めすぎない、ご飯はおにぎり状にして隙間を多く作るといった工夫を行うことも大切です。
粗熱を取ってから冷凍庫に入れる
加熱調理した食品を冷凍する際は、粗熱を取ってから冷凍庫に入れることもポイントです。温かいうちにフタを閉じると、容器内が蒸れて食材が傷んでしまいます。
とはいえ、常温に長時間放置するのも厳禁です。粗熱が取れたら、できるだけすぐ冷凍庫に移しましょう。
また、金属製のトレーの上にのせて冷凍したり、冷凍庫の設定温度を下げたりして、急速冷凍すると、おいしさを保ちやすくなります。
小分けにして冷凍する
一度冷凍したおかずや食材を何度も解凍すると、劣化が進んでしまいます。使いたい時に使いたい量だけ解凍しやすいように、1食分ずつ小分けにして冷凍することもポイントです。
小分けにしておくことで、冷凍や解凍にかかる時間も短縮できます。
iwakiがおすすめする耐熱ガラス製の冷凍保存容器
iwakiでも、耐熱ガラスを使用した冷凍保存容器を販売しています。電子レンジやオーブン調理にも対応しているので、冷凍庫から取り出してすぐに使えて便利です。ただし、オーブン調理の際は解凍してから使用することを心がけましょう。
ここからは、iwakiがおすすめする耐熱ガラス製の冷凍保存容器をご紹介します。
パック&レンジ
保存容器や食器、調理道具として、マルチに活用できるアイテムです。フタをしたままでも電子レンジにかけることができ、フタを外せばオーブン調理にも対応しています。
中身が見えるので、何があるかすぐに把握できる点もメリットです。
シンプルなデザインで、冷凍庫から取り出してすぐに調理に使えるだけでなく、そのまま食卓に並べて使うこともできます。
NEW パック&レンジ
フタが柔らかく、開け閉めしやすい仕様のパック&レンジです。フタも食洗機で洗えるようになっていて、さらに使いやすさが増しています。食洗機を持っていて、洗い物を少しでも減らしたい方におすすめです。
また、フタを外せばオーブン加熱にも対応します。
密閉パック&レンジ
フタにパッキンがついていて密閉性が高く、におい漏れや液漏れしにくい保存容器です。中央のバルブを押したり、引いたりすることで簡単に開閉できます。
パッキンとフタは一体なので、洗う時に外す必要はありません。
密閉容器ながら、フタをしたまま冷凍や電子レンジ加熱を行える点も特徴です。加熱すると自然とフタが持ち上がり、開けやすくなります。
パックぼうる
フタがついているので、ラップを使わずに食材を保存できるボウルです。積み重ねて収納できるので、冷凍庫内のスペースを節約できます。使用しない時も、サイズ違いを入れ子にすれば場所を取りません。
小さいサイズのパックぼうるは、余ったご飯を冷凍保存する際にも便利です。
また、丸く角がないボウルなので、隅々まできれいに洗いやすいのもメリットです。
冷凍対応の保存容器で食材を長持ちさせよう
冷凍保存に対応している保存容器があれば、余り物のおかずやすぐに使わない食材などを、長期間鮮度を保っておけるようになります。また、保存容器が電子レンジなどに対応している場合は、冷凍していた食材をそのまま加熱できて便利です。
保存したい食材やおかずに合わせて、冷凍保存容器を活用してみてはいかがでしょうか。
余った食材やおかずを冷凍保存しておけば、冷蔵庫に入れるよりも保存期間を長くでき、食べたい時に取り出して解凍するだけで使えるため便利です。しかし、ラップにくるんだだけで保存すると、どこに何を入れたかわからなくなってしまいます。
冷凍庫内をすっきりと整理するために用意しておきたいのが、冷凍保存に対応した冷凍法存容器です。ここでは、冷凍保存に活用できる保存容器の選び方などをご紹介します。